「手相で今年を占う!2017」第1位は冥王星!

手相図

冥王星丘は下の方の分厚いところですね。

「手相で今年を占う!2017」と題しまして、前回は第1位は冥王星で死・終焉と再生、復活、ミラクルなどがキーワードとなりますよと言うお話しでした。そして陰陽思想を引合いに出し、物事には必ず終わりがあるし、また同時に新しい何かが生まれてくるのが自然の法則だということも解説いたしました。

この辺の感覚というのは案外わかっていそうで実際にはそうできていないという所があるものでして、やはりできればずっとこのままで・・・という感覚を引きずってしまうものがあります。しかし今年はそういう感覚を引きずっていると次から次へといろんな変化も生まれてきますので、そうなりますと今度はそちらに対応できずに運勢というものも乱れていきやすくなります。ですから「潔さ」みたいな感覚を特に意識して思い切って「次」を見据えていくとよいのではと思います。

「幸か不幸か、吉か凶か」よりも「楽か苦か」

我々人間というのはやはり幸か不幸か、吉か凶かというものを非常に気にする生き物です。ですがひとつ考えていただきたいのは幸も不幸も、吉も凶もそれらはそれぞれ不幸に対しての幸、凶に対しての吉という概念になりきっていってしまってないか?という点。つまり上には上がいるし、下には下がいる・・・相対的な価値観に翻弄されているだけで、それでは延々とそのサイクルにさいなまれてしまうわけでして、それを「苦」というのだと思いますが、実際に幸せだけど苦、吉だけど苦にならないようにして行かないといけないのですね。

それでそういうことを気づいていくきっかけになるのがいわゆる不幸とか、凶の部分なのでは?という見方が大切となり、変な言い方ですがそういう存在があるから器を広げていくことが出来るし、視野も広くなり、本質的に苦から解放されていくという所に意識を繋げていけるとよいのです。

ですから今年はそういう見方で一年を見ていくと逆にとても充実してるというか、面白い一年という事になるのかもしれません。色んなことがあるけど不幸なのに楽、凶なのに楽という境地も体感できるのではと考えていますが、吉か凶かの追っかけっこ(追及・執着)から、そこから抜けるかそこにとどまるかの「解放」の時代への大きな移り変わりの一年となると言えそうです。

冥王星のもう一つの意味 奇跡(ミラクル)!

そしてまた冥王星のもう一つの意味 奇跡(ミラクル)というものがありますので、思わぬ奇跡というのも多く目にする、体感するという事にもなるでしょう。これは自分では想定していなかったことが起きてくる、通常ではありえない、説明しがたい出来事を目の当たりにするということですが、ここで気づいてほしいのは「運命というのは自分の知らないところでびっくりするようなテンポで進んでたりする」という事で、そういう意味で日常の上手く行った行かないという事で一喜一憂せずに、大きな視線で宇宙や運命というものに任せてゆだねるという気持ちを持つと良いでしょうね。

自分のやることは細かな枝葉にエネルギーを注ぐのではなく、本質の根っこのところにどんとエネルギーを注ぎ、あとは地水火風空におまかせしておけば葉は茂り、花は咲き実をつけるという事です。

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人の無力さ、無知さというものを知ることが自然との共存となり、法則に沿って生きる形になる。こだわり、執着から離れ、本質だけに意識をセットし、あとは日々与えられたことをしっかり対応していく・・・でミラクルは起きます。

~つづく~