桜もそろそろ咲き出したと言う事で、このシーズンはやはり初々しさ、フレッシュな感じが良いですね。これからどんどん暖かくなるシーズンですから、こういうタイミングは何かしら新しいことを始めるのはとても良い事と思いますが、こういう時に大切なのはやはり「決意」ですね。
手相でいいますと、こういう気持ちや意志が現れるのが「向上線」というものなりまして、この線がグイッと勢いよく伸びてる方ですと、これはもうかなりの決意を持ち、何が何でもとか、必ず何か形にすると言う感じで事に臨まれると言われています。
そういう意味からも、この線が立派だと必ず大成すると言われているのですが、多くの方はやる気はあるけど長続きしないとか、そこそこで満足してしまうとか、口では言うけれども中身がついてこない・・・なんて感じに流されやすいのではと思いますね。
向上心ってものは私が思いますに、ある種の危機感とか、責任感、使命感のようなものがないとなかなか持続したり、強くなっていかないもので、あまりそういうものを日常で意識していない場合ですと、やはり育っていかないものです。
そして、なぜ責任感やら使命感などを感じないかといえば、そうですね・・・そこは厳しく言うと、感謝とか恩みたいなもの、あるいは与えるとか育むとかの愛でしょうかね、そういうものを感じていく力が不十分だからだと思いますね。
「決意」の次に必ず出てくる「壁」ですが、壁の向こうにはっきりとしたものがあるかどうか?
そこに明確な理由や動機があれば「何が何でも」になってくるんじゃないかな。
自分の世界観を抜け出し、世の中のためにとか、誰かのためにという思いが強くなればなるほど、その決意の柱は大きく太くなるでしょう・・・。