休み、休息、休憩・・・いわゆるオフという感覚ですが、日々何かと結果を求められたり、期待に応えようとする気持ちの強い人ほどこういうものが苦手だったりします。手相でいうと細かな線が多いタイプの人がそうですね。

細かい線が多い手相

ストレスまみれになってくると細かな線がたくさん出てきます。

もちろん頑張ることは良いことなのですけれど、気を付けたいのは「限界を超えて」というもので、無理を重ねすぎたり、やり方が強引になってしまってる場合は、どこかでバランスが崩れ、あとで一気にその分を埋め合わせることになるので、やはりそのあたりは気を付けないといけませんね。

「無事これ名馬」という言葉がありますが、「特に何かある訳ではないけれど、つねに元気で第一線に顔をそろえてる方が素晴らしいものだ」ということで、何かずば抜けた良い成績を残したり、能力があったとしても、それゆえにいつも不安や心配が付きまとったり、実際にけがをしてしまったりして残念な思いをしてしまう方が人間心理としてこたえるのですね。

おそらく人生に於いて一番しんどいのは、この「緊張」と「落差」。

元気なうちはなんとでも言えますし、何とでもこなしていけるところもありますが、それが病気やトラブルなどでガクッとなった時、普段からオフの感覚になじみがない人ほど混乱したり、落ち込みが激しくなるわけで、そういう意味からも普段から上手にオフをとり入れ、馴染みを作っておく方が、長い目で見た時に安定した良い人生を送ることになるのですね。

壊れてしまってダメージを受けるのは自分だけではありません。
周囲の人も悲しむし、不安になって混乱するもの・・・。

そういう意味では勇気をもってNOと断ったり、あえて中断をしたり、休息などをとり入れるなどの「知恵」をとり入れて行く方が良いでしょう。
時間を思いっきり贅沢に使ってやるのです。

もっとも、ふだんからサボり癖のある人は「一心不乱、倒れるまでやる」という薬が効きますけどね。(笑
そのあたりはまたの機会でということにしましょう。