いつこの環境を抜け出せるのか？
今日は手相講座の生徒さんから近況をお聞きする機会がありました。内容はその方のお勤め先での同僚とのやり取りが主なものでしたが、要するに人間関係ですよね、そして「いつまでこんなことをしてなきゃなんないのかしら？」という感覚にたどり着くわけですが、実際にそのような気持ちでいらっしゃる方は多いと思いますので、今日はその辺のお話を少ししたいと思います。
私が良く聞くケースとしては「周りの人は文句や愚痴だらけ」「マイナス思考の人が多くてこちらもまいってくる」「でも職場だから相手をしないわけにもいかず・・・」というものです。あるいは、「OOさんがいつも～～して来て困るんです」というものも多いのですが、こういう時、実は二通りの答え方があって、一つは対処の仕方をアドバイスするというもので、これは一般的だと思いますが、もうひとつは「それはあなたにそういうエネルギーがあるからそうなるんですよ」というものですね。
多くの人は何か問題が起きた時に「対処」を考えます。もちろんそれはそれで大事な感覚なんですけど、それだけで良いという事になると、これはその次にまた似たような問題やトラブルが出てきまして、エネルギー的にそうさせる要因、波動というものがあり、そこが活動してるから、似通ったものが近寄ってきたり、そういう反応を示していくのです。
わかりやすく言うとOOさんが悪いとして、じゃあそのOOさんがどこかへいったり、あるいは自分がOOさんから離れようとしたところで、今度は△△さんが出てきて同じようなことをしてくるものなのですが、人というのはつい直接的な要因をただ排他していこうとしてしまうところがありますよね。
問題は「根っこから」の視点が大切！
だから自分が求めるところが大事となりますが、本当に根っこの部分からきれいにしていくのか？取り敢えず形だけを何とかしていくのか？その辺から自分をよく見つめなおしていかないといけませんが、結局のところ最後には大掃除をさせられて人生を終える形になるので、ぜひとも「根っこから」という視野を持たれることをお勧めします。
そうなりますと「人のせいにしない」という考え方がまずは基本となるでしょうね。何が起きても、まずはそのような余裕というか考え方を指針としていくと日常はずいぶんと違ったものになってきます。もちろん一発でスパッと切り替わるものではありませんので何度も何度も「人のせいにしながら」を繰り返していきますが（笑、それでも少しづつでも意識していけば必ず変わってきますよ。
そしてあとは「師の存在」が必要でしょうね。そういうものをしっかりと指導してくれる存在がいるかどうか？この辺がいるのといないのとではやはり全然進歩の仕方が違います。
その「愚痴」が運命の好転を邪魔をする！
愚痴っぽくなってませんか？
手相的に言いますと今回のお話は「愚痴っぽい人」という事になりますかね（笑。そういう方は細かな線がたくさん入っていたり、運命線が薄い感じの人が多いかな。もちろん強い感じの手相の人でも愚痴は言うのですがそういう方は攻撃的なところがありますので愚痴というよりかは威圧的とか主張が強い自己顕示型となりますね。 もちろんそういう方はそういう方で問題点もありますけどね（笑。
まとめますと「愚痴を言ってるうちは変わらない」という事で、時として黙って粛々と現実と自己を観察してみるとよいですね。「何であの人はそうするの？」から「何で自分はそうされるとこう思うのか？」に着目点をシフトチェンジしてみるとよいですよ。
