本当に向き合うべき相手は表面的な吉か凶ではない!?

開運法、占いに振り回されないというテーマでお話ししておりますが、そういうものに振り回されやすい人というのは目先のことの応対に迫られてる方が多いということでした。これは言い換えれば本質的なものを見ようとしない、あるいは見たくないというエネルギーがどこかにあるからという事なのですが、実はそういうエネルギー自体が運を詰まらせているブロック(さび)というものであったらどうでしょうか?

つまり向き合うべき相手は表面的な吉か凶ではなく、そういう感覚に酔わせてしまうそのエネルギーであるという事であり、そこをクリーニングしていき、クリアになれば「楽」、そこに酔い続け目が覚めないまま現世という夢でもがくのが「苦」という見方ですが、本当の開運とはそういう「苦」を抜けていく一つ一つのステップアップなのではと思うのですね。

闇を抜けていくのです!

ですからそういう一歩深く踏み込んだ視線から日常を見ていけば良いですね。そうするとたとえトラブルめいたこと(凶)が起きたとしても、それは「苦のサイクルのクリーニングのため=良くなるために出てきたもの」ということで、そのカード自体は見たくない絵柄かも知れませんが、その裏には思いもしなかったサプライズ、ハッピーなドラマ展開や結果(吉)というものが描かれているのです。

吉凶は表裏一体!?「気づき」が得られるかどうか?

となればとるべき行動は一つ。そのカードをひっくり返すということですが、実際にはひっくり返せないので、自分が裏側に回りそのカードの裏が見えるところまで移動します。ということは自分の意識を変える、考え方や見方を変える、こだわってたその視点(固定観念を捨てる)という事が具体的にしていくことになるかと思いますが、もちろん一変にはいかないので、じっくりあわてずに向き合う必要があります。

そしてこういう一つ一つの工程が「気付きを得る」という事なのだと思います。いわゆる徳を積むとか悟りを得るという事になるかもしれませんが、そういう事になってきますと、今度はいつか自分自身が一種のパワースポットのような存在になってきますね。そういう崇高なエネルギーを体得していくので、そこに波動があり、振動しています。となればその人の周囲にいるだけでもビリビリと感じ、受けるものがあるのです。

「えっ!」と思うようなことが起きないと始まらない!?

そう考えますと、まず「えっ!」と思うようなことが起きないと始まらないという事です。大事なのはその「えっ!」というもの真意を知る(裏側に回る)とう事なので、その「えっ!」がないということは「気付きを得る機会そのものがない=苦のサイクルから抜けられない」を意味するのです。

「そんなぁ~」と思うかもしれませんが、私はそれこそが真実、本当の事だと思いますね。だから実際にどんな開運法を実践したとしても望まないようなことは起きますし、絶対的な安堵というものは得られないところがありますよね・・・。

~つづく~