トリックのような「一見そうは見えない」仕掛けも。

前回の続きからですが、実はその後、見た人が今度は見られる順番、そして解説という流れになったのですが、そこで面白いことが起きました。 その方の手相はぱっと見ますとはっきりした運命線で勢いもグングンありまして、いかにも仕事ができる人の運命線という感じでした。 

LRG_aDSC02131しかし今回は大型スクリーンで映してみてますので細かな部分や全体像というのもまた違う見え方などもしていまして、そこからみるとなにやら別の運命線が浮かび上がり、それがどんな形状かと言えば、大きく蛇行しながらしかも大きな島を作るような見え方をしていたのですね。

「あら、こんなの見えますけど、皆さんには見えますか?」

「え~!ほんとだ、そういわれるとそうなってますね!!」

本人の意識が出てくると浮き出て来たり、見えて来たりする。

先ほどさんざん運命線の蛇行についてやったばかりで、しかも「そこを見つけたのに逃げた」という点も言われたばかり・・・それでどううなったかというと、その方に意識の変化が芽生えたのですね・・・「自分も逃げてはいけないと」。

それで、そういう意識がその方の手相に入り、その様なメッセージが伝わるような相を浮かび上がらせてきたのでしょうが、手相というのはそういう不思議なところがありまして、その人の意識の変化でどんなメッセージを出してくるのか変わってくるものなのですね。

知らなきゃよかった!? 何も知らずに勘違いしたまま突っ走ってる場合も。

「ねぇ、一見立派な運命線ですけど、本当のところでは苦労してるとか、実はズタズタボロボロでダメージ受けまくってるとどっかで感じてるところがあるんですよ。負担も大きいし、本当はこんなはずじゃ・・・という所もある」

社会に出ればそれは当然苦労もあるし、負担になるところもあります。しかしそこは気力でカバーできてるかと言えば精神的な部分では多少そうできるかも知れませんが、肉体的にも潜在意識的な部分でもやはりそれはしっかりと記録されています。 そしてそれらもいつか清算される時が来ますので、それが病気とかトラブルという形になるのですね。

自分の人生を大切にしようとすると本当のメッセージが出てくる。

今回この方が「受け入れる」という意識を持ったために出てきた「やや厳しめのメッセージ」ですが、それはこの方が本当に自分のことを大切にしようと思ったからです。 体や心に深い傷を負わないように、日々受けてしまう細かなダメージにも「見ないふりをしない」「強がらない」と決めたからですね。

我々人間というのはそういう勘違いをしやすい生き物です。 手相も勘違いしてると勘違いしたところまでしかあらわさないところがある・・・と言う事で、特に悪い相がないからと言って油断してるとそのうちガツンとやられるかもしれませんよ。

強がらず受け入れることですね・・・。

強がらず受け入れることですね・・・。