運が停滞、間延びしてる場合の打開策としてはいくつかありますが、その一つとして「勝ち方、上がり方を変える」という方法があります。これはトランプのポーカーというゲームでいう所の持ち札の切り方をイメージするとよいと思いますが、自分の中にある「これだ!」というカード、そしてそれをもとにした勝ち方をスパッと諦めて、ごっそりと元から交換してしまう方法です。
実際のゲームではそんなにうまくいかないものですが、こと人生の場合に於いては案外、こういう潔さから来る、気もちの切り替えや勇気というものが、ぐっと良いものを引き寄せるところがあります。
もちろん例えなのですが、運というのはそういうところがあって、「今の自分にはOOしかない。ここから何かがきっと変わる、上手くいく」とそこにこだわり、固定観念に縛られ、生き方を窮屈にしていると、全然良いものがやってこないのですね。
「あとはお金さえあれば」「良い人が出てくれば」「時間さえあれば」「みんながわかってくれれば」「問題が決着さえつけば」・・・etc
そう言い続けながら結局、思い切った行動をとれない、仕掛けられない、という感じで運がどんどんと停滞していき、時間も流れて行くのです・・・。
運というものは流動的で、ある意味、生き物のようなところがあります。そしてもっと言うなら運にも「好き嫌い」があり、いじけたり、傲慢になったりして頑固になってるところよりは、勇気をもって意気揚々としてる方とか、素直で謙虚な方へ流れていく性質があります。
ですから、運に気に入られるような人を意識して、実際にそう行動していくというのがベターだと思いますね。
「私は今こういう時期なので、このまま時が過ぎるのを待つしかない」・・・もし、こう考えるのであれば、本当にそうなってしまうだけ。ー
「宿命」の様にまさに決定していて、生きてる間に学ばなければいけないことも確かにありますが、「どういう流れで、何をきっかけにそれを学ぶか?(これこそが運です)」このルートは実は自分の意思や意識により変えていくことが出来るのです。
自分をよりどころにして、しっかりと目標を持って生きる。
そして自信を持ちながらも、状況に合わせ柔軟に対応したり、変更も余儀なくする。
時には大胆に、ときには慎重に。
そうなってくると「うまくやろう」だけじゃダメで、やはり気力・胆力(丹田の力・意志・意識)が必要なのですね。
そういうところを本気で求めているか?という所なのだと思います。問われるところは・・・ネ。